学びの勝ち筋

RISU算数を1年間使った本音レビュー
小2で小3範囲まで進んでも、これだけでは足りない

無学年式にひかれて小1の7月に開始。毎日続けた結果、先取りはできました。一方で、理解や定着までRISUだけに任せるのは難しく、今も親の説明と紙のプリントを併用しています。

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ミラ小2・RISU算数を毎日継続中
最初に結論

RISUだけで算数がどうにかなるとは思いません

ただし、毎日の算数学習と先取りのペースメーカーとしては役立っています。小1の7月から約1年間続け、小2の現在、小3までの範囲は残り3単元ほどになりました。

わが家では、RISUで先へ進み、難しい問題は繰り返し、演習が足りない部分は紙のプリントで補っています。この使い分けが前提なら、今後も続けたい教材です。

WHY WE STARTED

計算以外の算数を、無学年式で進めたかった

ミラがRISU算数を始めたのは、2025年7月、小学1年生のときです。

計算はそろタッチで先取りしていたため、RISUに求めたのは、文章題、図形、時計、単位など、計算以外も含めた算数の学習でした。

始める前には、小1範囲のプリントを一度終え、「小学 基本トレーニング 文章題・図形【12級】」にも取り組んでいました。その先を紙のプリントだけで進めるのではなく、学年に縛られず学べる教材を探してRISUにたどり着きました。

始める前に探していたもの

無学年式で、子どもが自分で読めるように総ルビが振られた算数教材

無学年式という点は希望に合っていましたが、実際にはすべての漢字にルビが振られているわけではありません。この点は、使い始めてから感じた大きな違和感でした。

ONE YEAR LATER

小2で、小3までの範囲が残り3単元になりました

RISUを始めて約1年。現在は小学2年生で、小1から小3までの範囲は、かけ算、わり算、小数の3単元を残すところまで進んでいます。

かけ算7番目付近まで進行
わり算7番目付近まで進行
小数これから開始

毎日取り組めば、学校の進度を待たずに次の単元へ進める。これは無学年式のよさです。RISUがなければ、どの単元をどの順番で進めるか、親がプリントを選び続ける必要がありました。

ただし、「画面上で単元を終えたこと」と「十分に使いこなせること」は別です。先取りできた範囲の広さだけを見て、算数が完全に身についたとは考えていません。

RISUで分かったのは、先取りと習熟は別だということです。
DAILY ROUTINE

毎日3レッスンほど。途中から使い方を変えました

現在の目安は、1日3レッスンほどです。これは使い始めた後に、親が決めた学習量です。新しい問題を進めるだけでなく、間違えた問題や難しかった問題の復習も含めて、毎日取り組んでいます。

最初の頃は、ミラが解説動画をほとんど見ず、画面を次々と押して進めていました。それでは内容を理解しないまま終わるため、途中から次のルールに変えました。

1解説動画は全部見る

知っている内容でも飛ばさず、一度は確認します。

2間違いをそのままにしない

難しい問題は、解き方を確認してもう一度取り組みます。

3簡単に解けるまで繰り返す

正解しただけで終わらず、迷わず解ける状態を目指します。

問題の約8割は一人で解けます

問題単位で見ると、約8割はミラ一人で解けます。残りの約2割は親のサポートが必要です。

ずっと横についているわけではありませんが、分からない問題が出たら呼ばれます。ヒントを読んでも解決しない場合は、親が説明し、一緒に考えます。

子どもだけで進められる範囲と、実際の親のサポート方法はこちらで詳しく紹介しています。

WHAT WORKED

よかったのは、毎日進むペースを作れたこと

一番よかったのは、何を勉強するかを毎日考えなくても、少しずつ先へ進めることです。RISUだけで算数を完成させるのではなく、「今日はここまで進める」というペースメーカーとして使っています。

以前に学んだ内容が復習問題として出てくる機能もあります。一度終えた単元を忘れたままにしない考え方自体はよいと思います。

ポイントと景品は、低学年のやる気につながった

勉強するとポイントがたまり、ポイントを景品に交換できます。ミラは、すみっコぐらしの人形と交換して、とても喜びました。

景品だけを目的に学習しているわけではありませんが、毎日続けた成果が目に見える形になるのはよい仕組みです。一方で、高学年になったときにも欲しいと思える景品があるかは分かりません。選択肢はもっと増えてほしいです。

WHERE IT STOPS

説明はある。でも、子どもだけでは理解できないことがある

RISUには新しい内容の説明があります。ただし、文字で読む説明が中心です。無学年式で学校より先の内容へ進むのに、総ルビではありません。

ミラが説明や問題を読んでいる途中で、漢字が読めずに止まることがあります。内容を考える前に、文字を読むところで親の助けが必要になるのは残念でした。

単位換算と時間の計算は、親がしっかり説明しました

特に難しかったのは、単位換算と時間の計算です。ヒントはありますが、そのヒントを読んでも正解できなければ、親が教えるしかありません。

各問題に詳しい解説や動画があるわけではないため、「どこで分からなくなったのか」を見つけて説明するのは親の役目です。分からないときの救済手段は、もっと増やしてほしいと感じます。

動画は、問題を解いた後に届くことがある

解説動画はありますが、つまずいた問題を親が教えた後に届くことがあります。その頃にはすでに説明が終わっているため、子どもにとっては退屈な復習になりがちです。

必要な動画を、分からなくなったその場ですぐ見られる方が、自学自習の教材としては使いやすいと思います。

NOT ENOUGH PRACTICE

演習量は足りません。特に計算は一瞬で終わります

計算問題は、各単元に数問しかないことがあります。そろタッチで計算を先取りしているミラには簡単で、一瞬で終わってしまいます。

ひっ算はRISUで初めて学びましたが、出てくる問題を解いただけでは習熟には程遠い印象です。

単位換算や時計は難しく、同じ問題を何度も解かせました。ただ、用意されている問題パターンが少ないので、数字を変えた別問題まで十分に練習することはできません。

復習機能も、今の量では「申し訳程度」という印象

過去の内容を自動で出してくれるのはよい機能です。しかし、忘れた頃に十分な問題数を出して習熟させるところまでは届いていないと感じます。

復習機能に期待したいこと
  • 忘却のタイミングに合わせて繰り返し出す
  • 苦手な単元は問題数を増やす
  • 同じ型でも数字や問われ方を変える
  • 「一度正解した」ではなく「定着した」まで確認する

わが家では、RISU上でつまずいた問題は繰り返して習得します。それとは別に、姉のルミが使っていた紙のプリントでも学習を進め、演習量を補っています。

DEVICE & PRICE

専用タブレットである必要性は感じません

RISUは専用タブレットで学習しますが、端末自体の使いやすさには満足していません。普段使っているiPadの方が操作しやすく、RISUのためだけに専用端末を使う必要性は感じませんでした。

専用タブレットを持ち運ぶのも手間です。普段使っている端末とは別にRISU用の端末を旅行へ持っていく必要があるため、わが家では旅行中にRISUを実施できていません。

教材の内容に価値があるのであれば、家庭にあるタブレットで利用できる方が便利です。端末を選べる形になってほしいと思います。

毎日しっかり進める家庭は、利用料の上限になりやすい

RISU算数の利用料は、その月だけのクリア数ではなく、利用開始からの累計クリアステージ数を利用月数で割った「月平均クリアステージ数」で決まります。

月平均3ステージ以上なら、利用料は上限の月額7,980円(税込8,778円)です。さらに、基本料として年額32,160円(税込35,376円)と、開始時には安心サポート加入料3,000円(税込3,300円)がかかります。

基本料年額35,376円(税込)
利用料月額8,778円 × 12か月=105,336円(税込)
年間総額140,712円(税込)
利用料の上限月平均3ステージ以上
安心サポート開始時3,300円(税込)
初年度の合計144,012円(税込・安心サポートを含む)

わが家のように利用料が上限になる場合、基本料と12か月分の利用料を合わせた年間総額は140,712円です。初年度は安心サポート加入料を含めて144,012円になります。

正直に言えば、料金は高いと思っています。先取りはできていますが、説明や演習が足りず親のサポートや別のプリントが必要で、専用タブレットの使い勝手にも不満があります。これらを踏まえると、わが家では費用対効果がよい教材とは感じていません。

料金は2026年7月時点。契約前にRISU算数公式「料金詳細」で最新情報をご確認ください。

よかった点

  • 学年を待たずに先取りできる
  • 毎日の学習内容を決めやすい
  • 問題の約8割は一人で解ける
  • 過去の復習問題が出てくる
  • ポイントと景品が低学年の励みになる

気になった点

  • 無学年式なのに総ルビではない
  • 文字中心の説明では理解しにくい
  • 分からないときは親が教えることになる
  • 演習と復習の量が足りない
  • 専用タブレットの持ち運びが手間
  • 年間総額が高く、費用対効果もよくない
OUR CONCLUSION

「RISUで進む、親とプリントで定着させる」が今の使い方

約1年間続け、小2で小3までの範囲が残り3単元になったので、先取り教材としての役割は果たしています。

一方で、説明を読めない、ヒントで解決できない、演習が少ないという場面があります。RISUに任せきりでは、理解や定着が不十分なまま進む可能性があります。

そのため、わが家ではRISUを算数のすべてにはしていません。計算はそろタッチ、算数全体の先取りはRISU、演習と定着は紙のプリント、分からない部分の説明は親、と役割を分けています。

RISUだけで算数がどうにかなるとは思いません。
それでも、毎日コツコツ進めるペースメーカーとしては使えます。
足りない説明と演習を家庭で補えるなら、先取りを進めやすい教材です。

年間総額は高く、親のサポートや別教材も必要なので、費用対効果はよくないと感じています。それでも実際に先取りはできているため、わが家は今後も続ける予定です。できれば、小学校範囲を最後まで終わらせたいと思っています。