大変だったけれど、やらせてよかったです
もし最初からやり直すとしても、わが家はもう一度そろタッチを選びます。暗算力は、大人と比べてもはっきり分かるほど伸びました。
ただし、タブレットを渡せば子どもが勝手に進めてくれる教材ではありません。毎日続ける習慣と、つまずいたときの親のサポートが必要でした。
わが家のそろタッチ利用状況
次女のミラは、2023年12月、年中のときにそろタッチを始めました。それから約2年半、ほぼ毎日続けています。
| 始めた時期 | 2023年12月・年中 |
|---|---|
| 現在 | 小学2年生・U3クリア、U4に取り組み中 |
| 利用方法 | 最初からずっとネット生 |
| 平日の学習量 | 原則2ミッション |
| 休日の学習量 | 原則4ミッション |
| 2ミッションの時間 | 通常20〜30分ほど |
そろタッチを知ったのは、上の子の勉強方法を調べていたときです。家でできるものがよかったので、普通のそろばん教室ではなく、そろタッチを選びました。
近くに教室がなかったため、始めてから今までずっとネット生です。教室のイベントへ行くことを考えたことはありますが、結局参加せず、家庭だけでU4まで進んできました。
そろタッチは、イメージ暗算を身につける教材
そろタッチは、タブレット上の玉を両手で操作し、そろばん式のイメージ暗算を身につけていく教材です。
カリキュラムは、J・S・U・Xの全48ステージ。公式サイトでは、毎日続けると約2年で暗算上級のUステージへ到達する構成とされています。
- J1〜J12初級
- S1〜S12中級
- U1〜U12上級
- X1〜X12最上級
いちばん感じている効果は、暗算の速さです
そろタッチを続けてよかったと思う一番の理由は、暗算が本当に速くなったことです。
現在は、2桁の数字を10個続けて足し引きする「2桁10口」の加減算や、2桁×2桁の掛け算、3桁÷2桁の割り算にも暗算で取り組んでいます。
私は2桁10口を暗算では解けません。大人と比べても分かるほどの暗算力が身についたことが、わが家にとって一番大きな成果です。
計算例の画像、月間の正解率、学習量は「小2・U4まで進んで身についた暗算力」で詳しく紹介しています。
順調な時期も、長く止まった時期もありました
ステージはずっと同じペースで進んだわけではありません。J1からJ12までは約5か月、S1からS10までも約6か月でしたが、S10からS11だけで約11か月かかりました。
朝に1国旗、帰宅後にもう1国旗
平日は2ミッションを基本にしています。できれば朝に1国旗分、幼稚園や小学校から帰ってきた後に、もう1国旗分を進めます。休日は4ミッションが目標です。
2ミッションの時間は通常20〜30分ほど。問題の難しさや、その日にゲームや練習をどれくらいやるかで変わります。
ほぼ毎日取り組み、朝と帰宅後に分けることで、一度に長時間やらなくて済むようにしています。
そろタッチにはゲームや国旗、魚、ランキングなどもあります。ただ、ミラには「これがあるからやりたい」というお気に入りは特にありません。
小学校へ入る前までは、親が横についていました。最初は操作や分からないところを教えていましたが、ステージが進むと操作は子どもの方が詳しくなり、今は本人に任せています。
とはいえ、今でも難しくて泣きながらやる日はあります。タブレット教材だから親は何もしなくてよい、というわけではありませんでした。
疲れて間違える日や、問題をクリアできない日に、わが家がどう対応してきたかを「2年半ほぼ毎日続けた家庭の記録」で詳しく紹介しています。
最大の壁は、S11でした
S11で苦戦したのは、2桁8口の加減算と、百の位への繰り上がり・繰り下がりです。当時は、3桁という数の感覚自体がまだしっくりきていなかったのだと思います。
そろタッチは、ミッションで金メダル以上を取れないと次へ進めません。何度やっても基準を超えられず、ミラはS11で長く止まりました。
S8まで戻して、もう一度やり直しました
ステージを戻せることは、ほかの利用者のブログを読んで知りました。そこで、S11で苦戦しているので戻したいと、こちらから運営へ連絡しました。
その後、S8まで戻して再挑戦。間違えた問題を自分で選んで練習する機能も使いながら、前のステージからやり直しました。
最終的にS11をクリアしたのは、2025年11月16日。S10をクリアしてから約11か月後でした。
進めないときに同じ問題を繰り返すだけでは、うまくいかないことがあります。できていないところまで戻ってやり直すことも、立派な前進でした。
S8から進度が落ちていた記録、誤答練習、運営へS8まで戻したいと伝えた経緯は「S11で11か月停滞し、S8からやり直した記録」で紹介しています。
学習履歴は詳しい。でも、もう一歩助けてほしい
そろタッチには、かなり細かい学習データが残ります。その日の学習時間、問題ごとの所要時間、誤答、正しい答え、月間の問題数や正解率、全体・ステージ別のランキングまで確認できます。
間違えた問題を自分で選んで練習することもできます。S11で止まっていた時期は、この機能を使っていました。
ただ、苦手な問題をアプリが自動で見つけて、必要な練習を出してくれるわけではありません。
- 苦手な問題を自動的に増やす
- できない原因を細かく分けて練習する
- 必要なら前の段階へ自動で戻す
- 得意な内容は先に進める
これだけ詳しいデータがあるなら、「ここが苦手だから、少し簡単な問題に戻ろう」と、アプリ側でもう少し助けてくれるといいのにな、と思います。
年中スタートは、わが家には少し早かった
ミラは年中の12月から始めました。条件が合えば年中でも試せますが、S11で約11か月停滞した経験まで振り返ると、早く始めれば必ず早く進むわけではないと感じます。
わが家がもう一度選ぶなら、年長の冬休み頃です。早さより、数字や操作を理解しながら無理なく続けられる時期を選びます。
開始時にできたこと、必要だった親のサポート、年長の冬休み頃をすすめる理由は「そろタッチは何歳から始める?」で紹介しています。
よかった点
- 暗算力がはっきり伸びた
- 教室へ通わず自宅で続けられる
- 毎日の学習量を決めやすい
- 学習履歴が細かく残る
- 力がつかないまま先へ進まない
気になった点
- 幼児期は親のサポートが必要
- 毎日の継続が前提
- 一つ苦手があると全体が止まりやすい
- 誤答練習は自分で選ぶ必要がある
- 楽しく自走するとは限らない
まずはJステージの最後まで続けてみてほしい
そろタッチが気になっているなら、まずは試してみることが一番大切だと思います。
そして、進み方がゆっくりでも、毎日のペースを保てなくても、できればJステージの最後までは続けてみてほしいです。
Jステージでは、5までの数、10までの数と段階的に学びながら、数を感覚的に捉える土台を作っていきます。九九も歌を使って、子どもが楽しみながら少しずつ覚えられるようになっています。
姉のルミは、幼い頃には指を使って数えることが多く、計算や数量感覚を身につけるまでにかなり苦労しました。今では指を使うことはほとんどありませんが、その経験があるからこそ、5や10のまとまり、数の合成・分解を繰り返し練習するJステージには意味があると感じています。
そろタッチの価値は、計算を速くすることだけではありません。頭の中に珠をイメージし、数をまとまりとして扱う数量感覚の土台を作れる点にもあると思います。
そのため、Uステージまで進むことを最初から目標にしなくても、Jステージだけ取り組む価値はあると思います。
高い暗算力を目指すなら、毎日2ミッションが一つの目安
一方で、ミラのように2桁10口や2桁×2桁、3桁÷2桁を暗算できるところまで目指すなら、ある程度の学習量が必要です。
ミラは、原則として平日は毎日2ミッション、休日は4ミッションに取り組んできました。高い暗算力や計算力、九九などを素早く引き出せる力を身につけたいなら、毎日2ミッションほど続けることが一つの目安になると思います。
プリント学習を続けたルミと、そろタッチを継続したミラの違いは「短期間でやめた姉と2年半続けた妹の計算力を比較」で紹介しています。
最新のサービス内容はそろタッチ公式サイトでご確認ください。

